
まなざし ※お届けは9月中旬以降
¥1,980

¥2,200 (税込)
ひとつの問いを囲み、複数の書き手がそれぞれの言葉を持ち寄るZINEシリーズ「寄合」。
vol.1のテーマは、「明るい撤退」です。

やめること。手放すこと。離れること。
どこか後ろ向きに聞こえる「撤退」を、自分の人生を選び直すための行為として見つめました。
制作のきっかけは、編集長・森髙まき自身が、札幌の拠点を手放し、北海道の田舎での一拠点暮らしを選んだこと。
「撤退を明るくするものは、なんだろう」
そんな問いを携えて、この一冊の制作がはじまりました。


森髙が営む「たまたま書店」では、2026年5〜6月のテーマも「明るい撤退」に設定。テーマにまつわる本を選び、お客さんにもそれぞれの「撤退」について言葉を寄せてもらいました。その一部を、本誌P24・25に掲載しています。
さらに、身近にいる「最近、何かから撤退した人」たちへ寄稿を依頼。
SNSから離れた人。
長年営んできた店を畳んだ人。
公務員を辞め、民間企業へ転職した人。
そして、森髙が主宰するエッセイ教室「ことばを届ける編集室」のメンバーからもエッセイを募り、森髙自身の撤退についても収録しました。
それぞれが手放したものも、離れた場所も、その理由も違います。
けれど、その先には「これからをどう生きるか」という、小さな選び直しがありました。

さらに、この本は内容だけでなく、本そのもののつくりにも力を込めています。
制作を手がけたのは、北海道・豊浦町の森の中にある「さんおん印刷」と、デザインを担当したdrop around・青山剛士さん、そして編集者・森高まきによる印刷研究チーム「山音print LABO」。
掲げたテーマは、
「田舎で、どれだけかっこいい本づくりができるか」。
自分たちで手と頭を動かしながら、一冊ずつ形にしました。

「撤退」という言葉から連想したのは、荷物を詰めてどこかへ運ぶ、ダンボール。
そのイメージから表紙には板紙を使い、青と赤の差し色は「取扱注意」のシールをモチーフにしています。
そして「明るさ」をこの本に持ち込んでくれたのは、ニセコ在住のアーティスト・風人くんのアートです。
表紙は2種類あり、ランダムでお届けします。
2冊以上ご購入の方にはどちらも封入いたします。

何かをやめたい。
手放したい。
ここではない場所へ行きたい。
そう思いながらも、なかなか撤退できずにいるあなたへ。
そんなあなたの背中を押せる一冊になりますように。
判型:四六判変形(130×210mm)
ページ数:52P
発行日:2026年7月21日